越谷市北越谷でマルセル・プルーストの名作『失われた時を求めて 全10巻』など文学関連の書籍を出張買取いたしました!

こんにちは、古本・古書買い取りのよつばです。

今回は地元越谷市の北越谷でマルセルプルーストの名作『失われた時を求めて 全10巻』などフランス文学関連の書籍を多数お売りいただきましたので軽くご紹介させていただきます。

マルセルプルースト 失われた時を求めて ちくま文庫

こちらの『失われた時を求めて』は、プルーストの半生をかけて執筆し未完結のままで死去、その後に弟のロベールを中心に刊行を引き継ぎ完結となった事でも有名な言わずと知れた長編小説の名作です。

内容に関してはとても膨大で簡単には語ることができませんが、翻訳者によって作品の評価が顕著にかわってくる作品でもあります。

今回はちくま文庫版の井上究一郎氏訳のものでしたが、ほかにも鈴木道彦氏訳や吉川一義氏訳の岩波文庫版が人気があり、ほかに単行本や函本でも出版されているものもあるのですが、古本として価格がある程度つけられるのが前述したちくま文庫版や岩波文庫版の全巻揃いになっています。

このように訳者によって古本の価格がかわってくるという事は珍しくなく、ほかにも装丁家によって値段がかわってくる事が多くあります。

文学作品は性質上文庫版として再版されやすく、今後はデジタル化が進んでくる事もあり書籍の内容がどんなに素晴らしくても買取価格としてはなかなか難しい環境になっています。
ですがコレクターのかたが欲しがるような特定のものなどもまだまだございますので文学作品を手放す際にはぜひ一度当店までご相談くださいませ。

ご依頼をお待ちしております。

それでは失礼いたします。

2021年12月に投稿したよつば【four-leaf-clover】の記事一覧

PAGE TOP