ウンベルト・エーコ氏の名著『薔薇の名前』をお売り頂きました!【埼玉県草加市青柳】

こんにちは。
よつば【Four-leaf-clover】の星野です28.gif

今回はあの有名推理小説『薔薇の名前』についてご紹介していきたいと思います!
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こちらの『薔薇の名前』はウンベルト・エーコ氏の名著になり、中世イタリアのカトリック修道院が舞台で、そこで次々と起こる怪事件の謎を解き明かしていくミステリー小説になります。

著者のウンベルト・エーコ氏は世界的な記号学者でもあり哲学者でもあります。
学生時代は、中世の神学や美学の研究をしていたそうです。
その影響もあり、作品には記号論的分析や聖書分析、中世研究、文学理論などの数多くの要素が盛り込んであります。
元々学者であるエーコ氏の初の小説ということもあり、「売れても三千部ぐらいだろう」と言われていたそうですが、多くの読者を魅了し後に全世界で5500万部を超える世界的なベストセラーとなり、1986年には映画化もされています。

また、本作が刊行されると同時に数々の議論や憶測が飛び交い世間を騒がせました。
そのことをきっかけに、タイトルとその意味など、作品の解釈について自ら書き上げた貴重な覚書『バラの名前』を発行しそれもまた話題になりました。

『薔薇の名前』自体は古本としての価値が高いという訳ではないのですが、長く愛されている定番の推理小説には珍しく文庫化されておらずハードカバー版のみとなっております。
書籍は文庫化されると定価が安くなり比例して古本の買取価格も安くなってしまうのですが、こちらは文庫化されていないため高くはないのですが一定の価値を保ち続けています。
そのような理由もあり小説よりも記号や数学の専門書のほうが人気の高いものも多いジャンルとなっておりますので、お読みになった専門書などがございましたらぜひ当店に出張買取をお任せくださいませ(^^♪

本日も最後までお読みいただきありがとうございましたおんぷ.gif

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