児童文学作家、小川未明さんの『定本 小川未明童話全集』全巻と一般書籍多数をご売却いただきました!【春日部市緑町】

こんにちは。
よつば【Four-leaf-clover】の星野ですbud.gif

今回は児童文学作家と言えばこの方!
『小川未明』さんについてご紹介していきたいと思いますicon_biggrin.gif

小川未明さんは明治から昭和時代の当時、日本にあまり馴染みのなかった童話文化の礎を築いた作家さんです。
本名は小川健作さんで、1882年に新潟県高田市(現在の上越市)で生まれ育ちます。
新潟の豊かな自然と、よく祖母からの民話の読み聞かせをしてもらっていたことから、童話作家となる素養を身につけたそうです。

その後19歳に現在の早稲田大学に入学し、そこで師である坪内逍遥さんと出会い、未明さんの人生を大きく変えることとなります。在学中に坪内逍遥さんに自身が書いた小説を添削してもらい、それを機に才能を見出され、雑誌『新小説』で処女作「漂浪児」を発表し文壇で瞬く間に注目されることとなります。

そして大学卒業後、早稲田文学社に編集者として入社し、そのかたわら自らも作家として多くの作品を発表します。
のちに代表作でもある「赤い蝋燭と人魚」、「野薔薇」、「金の輪」、「月夜と眼鏡」など計1200篇ほどの数々の童話を生み出し、1946年に創立された日本児童文学者協会の初代会長を務め、1951年に日本芸術院賞を受賞し文化功労者に選定され、1953年には日本芸術院会員に推挙されました。

数々の実績から「日本児童文学の父」や「日本のアンデルセン」とも呼ばれ、浜田広介と坪田譲治と並んで「児童文学界の三種の神器」と評されています。

そんな小川未明さんの童話が集められ収録された『小川未明童話全集』。
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こちらは嬉しい全16巻揃いとなっております(*^-^*)

収録作品には「赤い蝋燭と人魚」「月夜と眼鏡」「飴チョコの天使」「時計のない村」「黒い旗物語」など短編集などが多数収録されています。

中をチラッと読んだところ、ところどころに挿絵があり、『初山 滋』さんという方や『川上 四郎』さんという方の絵が多く載っていました。このお二人を調べてみたとこ童話を専門とした画家さんでした。
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特に川上四郎さんの挿絵は版画風のものから、線の細い繊細な絵や、絵の具などを使った柔らかい絵など描き方に囚われない様々なタッチで描かれていてとても惹かれるものがありました。
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そしてさらに調べたらこの方もなんと新潟出身の方でした…!
もっと驚くことに川上四郎さんの湯沢の展示会にも子供の頃に行ったことがありましたicon_eek.gif
絵を見てびびっと来たのもやはり新潟県民同士何か通じるものがあるのかもしれません…shine.gif

今回ご紹介したような童話などの児童書以外も、海外や日本の絵本や図鑑、小説など新しいものから古いものまで積極的に買取りを行っておりますので、お捨てにならずにぜひ一度当店までお問い合わせくださいませw01.gifshine.gif
皆様からのご連絡お待ちしておりますemoji62.gif

本日も最後までお読みいただきありがとうございました…!
それではまた次回お会いしましょうbye01.gif

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